2010.4.17 戯伝写楽観劇v。 |
2010/04/18 カテゴリー/舞台
行こう行こうと思いつつナカナカ行けなかった「戯伝写楽(@青山劇場)」、昨日見てきましたv東京千秋楽ですv。
入ってすぐに渡されるチラシの束の厚さが1センチ弱もあって、何の雑誌を配っているのだ?と勘違いしました。
みじかーい感想。
しかも私にしては物凄くあっさり。
正直、お目当ては歌麿役の小西遼生くんです(断言かよ)。
『めちゃめちゃカッコいい』『悶え死ぬ』『お色気担当』などと言う評判を聞き、物凄く期待していきました。
・・・・・・・・流し目超絶色っぽいvvv!!!!
死ぬ!死ぬわコレは!!!流し目ビームで死んでしまうvvv!!!
や、流し目だけでなく、物凄くクールで自意識もプライド高くてそれでもって絵に対する信念も固いという歌麿を物凄く魅力的に演じてましたよ遼生くん!
写楽(十郎&おせい)のライバル役(というか対比される真逆な立場な役)になるのですが、十郎の橋本さん・おせいの大和さんに負けないくらい個性的に素敵に演じてました。
過去にこういうキャラクター演じたこと無いんじゃないかなあ、遼生くん。びっくりした。思ってた以上に彼の引きだしは沢山あって結構深みがあるようです(←ひでえ。でも全て愛のせい)。
えーと、他の感想は。
浮雲役のソニンちゃん、すごく好きだったかも。ぎゅぎゅぎゅっと役になりきれる女優さんなんでしょうか、とっても魅力的な花魁でした。歌も上手だし、すごく個性的。キラキラとではなくギラギラしてました。うん。すきv。
女性アンサンブルの歌が良く聞き取れなくて(音響のせい?)どうしようかと思いましたが(マジで何て歌ってるのか一つも聞き取れなかった)、ソロ曲やデュエット曲・芝居部分はきちんとクリアだったのでちゃんと物語についていけました。大阪公演では音響がもっといいとイイですねー・・・って見に行く予定がないので残念無念ですが。
全体感想は。楽しい舞台でした。はいv。
印象に残ったのはラスト。
十郎に目を嘘切りされたおせいが、晴れ晴れとダミーの包帯を取り、心機一転で再び自分の好きな絵を描く人生を始めるという晴れ晴れとした門出・・・と思いきや、おせいが去った後でおせいが描いた自分の絵を見て「アイツの目も曇っちまった」と言い捨て絵を破り捨てる十郎。
浮雲の業の魅力(魔力)から開放されたおせいは、もう写楽としての才能はなく普通の絵描きさんになっちまった、不思議ちゃんおせいは狂気から開放はされたけど普通の凡人に成り下がっちまった、もう写楽はこの世にいないのだ(実際写楽って一年くらいしか活動してないんですよね?)・・・という意味なのかと思うと、それが彼女(写楽)にとって良いのか悪いのか。これはハッピーエンドって言っていいのかなーと。うん。人として生きるにおいてはもちろんハッピーエンドなんだけど、狂った世界で狂って生きるのも写楽なおせいにとっては幸せだったろうになと思ったり。最後の最後でちょっと考えました。でも、あんな不思議ちゃんがあのまま生きてたらすげー人に迷惑かけると思うので、凡人になってよかったんじゃないかと(笑)。絶対友達になりたくないキャラだわ、天才おせいは(笑)。
その最後のシーンなんですが。十郎(橋本さん)は、おせいが描いてくれた自分の似顔絵をビリビリにして投げ捨ててしまいます。これは仮出獄の許可証を破いたバルジャンのパロディですか。そうですよね。そうとしか見えないです(うひゃー!言っちゃった!)。
入ってすぐに渡されるチラシの束の厚さが1センチ弱もあって、何の雑誌を配っているのだ?と勘違いしました。
みじかーい感想。
しかも私にしては物凄くあっさり。
正直、お目当ては歌麿役の小西遼生くんです(断言かよ)。
『めちゃめちゃカッコいい』『悶え死ぬ』『お色気担当』などと言う評判を聞き、物凄く期待していきました。
・・・・・・・・流し目超絶色っぽいvvv!!!!
死ぬ!死ぬわコレは!!!流し目ビームで死んでしまうvvv!!!
や、流し目だけでなく、物凄くクールで自意識もプライド高くてそれでもって絵に対する信念も固いという歌麿を物凄く魅力的に演じてましたよ遼生くん!
写楽(十郎&おせい)のライバル役(というか対比される真逆な立場な役)になるのですが、十郎の橋本さん・おせいの大和さんに負けないくらい個性的に素敵に演じてました。
過去にこういうキャラクター演じたこと無いんじゃないかなあ、遼生くん。びっくりした。思ってた以上に彼の引きだしは沢山あって結構深みがあるようです(←ひでえ。でも全て愛のせい)。
えーと、他の感想は。
浮雲役のソニンちゃん、すごく好きだったかも。ぎゅぎゅぎゅっと役になりきれる女優さんなんでしょうか、とっても魅力的な花魁でした。歌も上手だし、すごく個性的。キラキラとではなくギラギラしてました。うん。すきv。
女性アンサンブルの歌が良く聞き取れなくて(音響のせい?)どうしようかと思いましたが(マジで何て歌ってるのか一つも聞き取れなかった)、ソロ曲やデュエット曲・芝居部分はきちんとクリアだったのでちゃんと物語についていけました。大阪公演では音響がもっといいとイイですねー・・・って見に行く予定がないので残念無念ですが。
全体感想は。楽しい舞台でした。はいv。
印象に残ったのはラスト。
十郎に目を嘘切りされたおせいが、晴れ晴れとダミーの包帯を取り、心機一転で再び自分の好きな絵を描く人生を始めるという晴れ晴れとした門出・・・と思いきや、おせいが去った後でおせいが描いた自分の絵を見て「アイツの目も曇っちまった」と言い捨て絵を破り捨てる十郎。
浮雲の業の魅力(魔力)から開放されたおせいは、もう写楽としての才能はなく普通の絵描きさんになっちまった、不思議ちゃんおせいは狂気から開放はされたけど普通の凡人に成り下がっちまった、もう写楽はこの世にいないのだ(実際写楽って一年くらいしか活動してないんですよね?)・・・という意味なのかと思うと、それが彼女(写楽)にとって良いのか悪いのか。これはハッピーエンドって言っていいのかなーと。うん。人として生きるにおいてはもちろんハッピーエンドなんだけど、狂った世界で狂って生きるのも写楽なおせいにとっては幸せだったろうになと思ったり。最後の最後でちょっと考えました。でも、あんな不思議ちゃんがあのまま生きてたらすげー人に迷惑かけると思うので、凡人になってよかったんじゃないかと(笑)。絶対友達になりたくないキャラだわ、天才おせいは(笑)。
その最後のシーンなんですが。十郎(橋本さん)は、おせいが描いてくれた自分の似顔絵をビリビリにして投げ捨ててしまいます。これは仮出獄の許可証を破いたバルジャンのパロディですか。そうですよね。そうとしか見えないです(うひゃー!言っちゃった!)。
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