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2024/05/19  カテゴリー/

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2012.7.7ソワレ ルドルフ@帝劇

2012/07/09  カテゴリー/舞台

すごかった!
何がすごかったって、
舞台装置がすごくツボだった!←これが一番の感想でいいのか。

とにかくね、舞台が斬新で目が離せなーい!
きゅーっとなったら、ばーっとなって、
上からしゃららーで、下がきゅるるーんで、
ボワっ!と来たら、ドゴーンっ!で、ブラーン!なのですよ!

まだまだうまく表現できてませんが、上の3行はかなりネタバレ的なレポートだと思っております(え?)。
どうしよう、あの舞台装置をもう一回見たいからリピしちゃうかも。


そして感想をざっくりと。


いわゆる「エリザ」のルドルフの話なんですが、
いわゆる「エリザ」のルドルフとは全く違う「ルドルフ」でした。
ルドルフは、ひ弱で純粋な皇太子のままトート閣下に弄ばれて死を選んだんではなく、
ちゃんとした33才の男性で、妻もいて娘もいて、浮気もするし娼館も行くし、タバコも吸うしお酒も飲むし、自分の意思で不倫相手とある意味幸せを選んでの心中で死ぬし。
エリザのルドルフを想像して観に行くと、あまりの駄目人間っぷりにビックラぽんです(笑)。
でも、それがいい!ものすごく人間くさくて自分の欲望に溺れてて、ダメだこいつって感じですごくいい!(←褒め言葉)。
こっちのほうが史実に沿ってるんだよね?多分ね?うんうん(歴史詳しくなくてすんません)。

話の内容としては、恋するただの男の話です(なんてまとめ方だ)。
家も国も家族も、もーなんもいらないの。我儘なの。やりたいことやるし言いたいこと言うの。
きーもちいー(おい)!


一路さんと村井さんは想像以上に出番が少なくて、
もっと出てくれたらいいのになーと思ったり。
吉沢さんの歌はずごく上手でゾワワワ!と来たけど、
セリフの喋り方が独特でちょと不思議だなとか思ったり。
井上さんと和音さんのデュエットはえらく気持ちよかったり、
和音さんてこういう自己主張(?)役ってすごく合うんじゃんとびっくりしたり。
あ!あとあと!
アンサンブルさんの歌とダンスがすごく上手でした!
ダンス(振り付け?)がすごく好みだったし・・・!
ヴェニーズワルツやアルゼンチンタンゴや、
あとセグエみたいにリフトも組み込んであったり、
もちろん普通にジャズなシーンも、不思議なスキップなシーンも???あり、
とにかくですね、好みだった(語彙が少なすぎるよ私)。


まあ、そんな感じで革命もなければエリザベート様も出てこず。
黄泉の国もなければもちろんトート閣下も出てこず。
(あ、でもツェップス出てきた。いつ撃たれるかとわくわく待ってたけどそんなシーンはなかった←当たり前だ)
感動する話か?と聞かれたら、うーんそれはどうだろう???と答えることになってしまうかもしれませんが、心揺さぶられるシーンはたくさんありました。
その箇所その箇所でね、ぞわわわわっと。
でもラストが余りにもあっけなさすぎてあたたたた。
余韻があんまりないまま、カーテンコールが始まって、え?終わりなのん?って気持ちで(苦笑)。
心中で終わりだろうなと分かってはいたものの、
もっと余韻が残るような幕切れになるのかなーと勝手に想像していたもので(苦笑)。

でもとにかく舞台装置というか演出というか、なんていうの?「舞台」が良かった!面白かった!
すごいよね、どうやって作ってあるんだろう、舞台裏を見に行きたいよ!


そんな観客の気持ちを見越した東宝さんからファン感謝イベントのお知らせが。

『7/20(金)昼公演 「出演者と行く!バックステージツアー」に抽選で10名様を御招待』
『7/27(金)昼公演 「出演者と行く!バックステージツアー」に抽選で10名様を御招待』


・・・日程の都合がつかないよ。がっくし(涙)。


7/29まで帝国劇場にて上演中。
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