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2025/05/10  カテゴリー/

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脳内レミゼ祭りまだまだ続行中。小西楽の幸せは続~くよ~♪

2007/08/31  カテゴリー/舞台

おはようございます。友人から牙狼を借りて毎日ウキウキしながら見てるのりのりです(わんわんありがとー!)。一度に沢山見ると楽しみが減るから、じっと我慢して1日1牙狼厳守(1日1話)。
月曜に届いて今日で5日目、5牙狼目。さて今日の牙狼を見ようかな!あれ、昨日零くんが出てきたぞ。それって6話じゃん。今日は7牙狼目を見るのか。なんか計算合わないなあ(我慢の出来ない弱い心・・・)。

1日2牙狼でしかも先に特番のメイキングまで見ちゃってる我慢のきかない私を披露したところで、独り言自己満足の呟きタイム到来。

はー・・・小西マリウスは良かった(またコレかい!)

この前の日曜の帝劇小西楽、もしかして帝劇で小西マリウスを見るのはコレで最期かも知れないので(←つくづく失礼だがちょっと本気)マリウスが出てくるシーンは全てマリウス中心に見て、そのほかも小西くんが出てくるシーンは基本的に小西くんを見ていました。はい、偏った見方です(開き直り)。そんなレミゼラブル小西楽感想は「つづきはこちら」から!

※独断と欲目の感想です。ご注意下さい、そしてご容赦下さい。勝手にイロイロ書いてますが、見逃してください(汗)。怒っちゃうかもしれないなと言う方は回避下さい。



とにかく幕が開いてすぐに背の高い囚人探し(笑)。後列で作業をする囚人遼生くんを見つけ、きちんと作業をしていたのでなんだか安心(笑)。しかし、この日は二階席で暗いし遠いし、細かい表情までは見えず残念。顔をちゃんと見たかったよう・・・。

その後、宿屋から教会へのモブは、多分あれだ?くらいの認識で、自信を持ってみることが出来ませんでした・・・。背格好が似てるアンサンブルさんが一人いるんだもん・・・(修行が足りないです私)。

場面が変わり『一日が終わりゃ歳をとーる♪』。チューリップ帽遼生くん。鬼気迫る寒々しい怒りの表情で歌いかけてきます!・・・どうしよう、すごく怖くてカッコいい・・・っ!目が離せないーっ(笑)。ほんとにほんとに目を奪われっぱなしのシーンです。怒りの表現があんなに上手いのはなぜだ。GARO仕込み?(おいおい)。
次の工場の門に寄りかかる労働者は、顔を汚した労働者遼生くん。かっこいい、というか可愛い!ホッペが大胆に茶色でがーっと汚れています。うふふ。そして「昼は生娘夜には娼婦かね♪」での『ほー!』だか『ひゅー!』だかの合いの手の生き生きとした冷やかしっぷり!汚れたお顔でこの冷やかしを見れただけで物凄い充実感です、いやっほー!(笑)!そしてコーラスで一緒に『首にしなよーおーっ!♪』を歌いますが、コレがまた、いい(笑)。ホントに無責任に冷やかして無責任に見下ろして邪魔なヤツは首にしちまえと無責任に言い放つ。心はすさんでるけど自分の生に関しては嫌になるほど貪欲な労働者。そういう感じの労働者。うふふふふ。ココのシーンはマリウスのときの歌とは全然タイプの違うものだから、歌う表情も力み方も全く違うのです。多分遼生くんご本人もこういったコーラスすごく楽しんでやったんじゃないかなあ、すごくギラギラと殺気立つ怒りの力で歌ってました。圧倒。

波止場ラブリーレイディーのファンテーヌが「娼婦だってドブネズミと寝ないわっ♪」騒ぎを起こし、ジャベール登場で一緒に登場する保安官3人の中の一番背の高い保安官。顔がばっちり見えるのですぐ発見♪(帽子で髪を上げてしまってる分、もしかしてマリウスの時よりも顔ははっきり見えるかもしれない・笑)。シャキーンと仁王立ちでカナリ凛々しい。制服ものってなんでコンナにストイックに見えるんだろう(笑)。この保安官、野次馬整理をちょいちょいするのですが、そのしぐさがこれまた絶妙。胸をそらしたまま野次馬を腕で制する、少し離れていても掌でサッと押さえる。なぜだか品がある静止風景。顎の角度と腕の角度とのバランスがいいのかな、果たしてこの保安官は本当に役立つのかどうかはカナリ疑問だが、保安官としてのスッとした佇まいは最高(笑)。そしてなにより手の形がいい(笑)。コレは演技には関係ないか?いや、指の先までのピピットした演技なのであるよ!ああどうしよう、私の手フェチ感情がこんなところでうずうずしてる!(笑)。

そして裁判官。中央の裁判官の岸さん(アンジョ)に気をとられてしまって、気がつけばコンコンコンーっ!と消えてしまった裁判官遼生・・・。不覚・・・。いいや、岸さん拝んだから・・・。だって、なぜだか目がいっちゃったんだもん・・・。


そしてここからマリウスとして登場ー!!!


『誰ーが導くか~誰ーがこの国を~♪』
颯爽と登場、小西マリウス。熱いです。すごく熱いです。とにかくこのビラ見て下さい、今必要なことは革命だ、立ち上がることでしょう?!と市民にビラを配る。6日前に比べ熱さ2割増。とにかく熱い!びっくり!

『エポニーヌ元気か~どこーに隠れーてた♪』『探~してくれたの?♪』『サツ~も捜してた♪』
オデコをツンって!ツンって!ツンって!笑ってエポのオデコをツンってやってスルー。鳩が豆鉄砲食らったようなエポは「そう来るか?!」って思っていたに違いない(笑)。
『その髪~好きだわ♪』『何だよ~ふざけて♪』
はははっと笑う小西マリウス。相変わらずの鈍感ッぷりに磨きがかかってます!邪気の無い笑顔で妹のようにあしらわれ、エポは「それはないじゃん?!」と思うかもしれないけど、その裏の無い情の表し方にマリウスの純粋な真面目さが伺えるからエポも仕方がないなあ・・・と自分を納得させるんじゃないかなあ。

『・・・ごめん気付かなくて~♪』
コゼットとドシンとぶつかって一目ぼれ。気になって気になってほやーんと見つめて。ここから暫くコゼットにメロメロの様子が続くのですが、すごく可愛いのです!!瞳の演技がすごく分かりやすく伝わってきてビックリ。何をどう変えてきたんだ演技プラン!とにかく細かい芝居が生きているのです。
その後、テナルディエとバルジャンとのトラブルに介入するジャベール。そんなジャベールに「僕見てました、見てました」といわんばかりに事情を聞いて聞いてとジャベにくっついて回るマリウス。一生懸命でかわいいっ・・・(笑)。なかなかジャベに話を聞いてもらえなくてもずっとついてゆくマリウス。でもフっと気が弛むとコゼを眺めてぽやーんと顔が弛んでしまう(笑)。で、ジャベにこっちこっちと肩を軽くたたかれ我に返り方向転換。コレを2~3回やるんです。ぽやーんとしてハッ、ぽやーんとしてハッ。この、ぽやーん具合が本当に幸せそうで可愛いーっ!まさに堅物マリウスが初めて恋に落ちたーって感じの浮かれ具合です!ぜっぴん(笑)。前回見たときとどこがどう変わっているんだろう、わかんないけど、良くなっているのです!


『会えたのかコゼットに♪なぜー戻ってきたっ』
ココ。ここが今回の私のツボでした。千秋楽にして開眼させられました。進化する小西マリウス万歳。
エポにコゼットへの手紙を託したマリウス。イヤだけどマリウスのために手紙を届けに行って任務を果たしバリケードに戻ってきたエポに開口一番『どうした、君、何をっ?ポニーヌっあの子は?会えたのか?コゼットに』って、その言い草は無いでしょうマリウス?!と、いつも思っていたところなのですが、今日は違いました。はい。全然違いました。どこが違ったかと言うとそれに続く『なぜ戻ってきた?!』が物凄く強く熱かったんです・・・っ!!
なのでそこから考えたことは・・・もしや、危険なバリケードからエポを遠ざけるためにワザと用事を言いつけたのかマリウス、わざわざ安全な場所に退避させたエポが戻ってきてしまったから『なぜ戻ってきた?!(怒)』なのかマリウス、そこまでエポのことを(恋愛感情ではなかったにせよ)大切に思っていてくれたのかマリウス!!

私の考えるマリウスは、アンジョルラスに比べ元々革命に対して確固たる信念を持っているわけではなく(本人的には真剣かもしれないけど)、革命への思いはあるものの、アンジョの一生懸命な思いに打たれ一緒に立ち上がろう的な気持ちの方が大きいのかなと思ってました。シングルタスクだからそれしか考えられなくて、「武器を用いた力による革命」は命を掛けるに値する立派な使命と単純に考えていたのではないかと。
なので、腕の中で大事な妹のように大切にしていたエポが息を引き取ったことで初めて「力による革命」と「人の命の重さ」をリアルに感じ、自分が今まで信じてきた方向が本当に正しかったのかとか考え始めてしまったのではないかと。

でも所詮シングルタスクの人だから頭の中で混乱しちゃって何が一番大事なことなのかわかんなくなっちゃって。そのあとの『死んでもいいさコゼットは旅に出る~♪』も、今まで私は「マリウスってば直前までエポの死にあんなに打ちひしがれていたのにもうコゼットの話題ですかっ優柔不断な酷い人ね」と思っていたのですが(苦笑)、今回の芝居で、それは違うと。自分の中の価値観の崩壊・大切なものの優先順位がわかんなくなって、精神的に脆くなって、そんな台詞も出てきたのかな、と。思ったわけです。


そして砦が落ちて。一人助かって。


カフェソング。(・・・・・・すごく良かったんですけど、なんで?!(当社比、じゃなくて6日前比200%増)。もう、ぱつぱつでピシピシで感情的で。ぷるぷるきました。)
どうして自分だけが助かって、命より大切だと思ってた革命も上手く回らないし、力で押し進める革命のために大事な仲間を全部なくしてしまったし、何が大切なものなのか、それ自体もうわかんなくなっちゃったし?!・・・ただ空しさが残るだけ、マリウス脆くてボロボロです(涙)。すごく、そんな気がしました。重ねて言いますが、6日前比200%増。なぜなんだろう、何が変わったんだろう、すごく良かったです。

エピローグでの演技も・・・なんだこれは、6日前比5割増・・・(驚)。何が起きたんだ一体・・・。
バルジャンとコゼットを見守る構図、2人の10年に及ぶ愛情の積み重ねに無粋に入り込むことなく一歩引いて構える感じです。コゼが手紙を読むシーンも、それはコゼ宛の手紙だからコゼの傍に居ながらも読まないように目線を前方横に置き俯き加減で。そしてコゼに「ねえ一緒に見て読んで」と促されると一緒に読み始め、読み進めるうちに胸にこみ上げるものをコゼと目を合わせて分かち合ったり。すごく細かい上に、瞳の演技が利いているんですーっ!!バルジャンの思い、砦の仲間の思い、そのほか沢山の思いを受け止め噛み締め、その上で愛を抱いて生き抜いていくことが二人の使命って感じです!こんなマリウスとコゼットだったら、みんなの分まで幸せに生き続けてねって素直に思えちゃう(笑)!。うーっ、最後の最後でほんと、いいモノ感じさせてくれました。嬉しいです!



今まで「恵みの雨」ではとにかくエポニーヌかわいそうって気持ちだけでウルウルきていたのですが、今日の「恵みの雨」はそれ以外のこともイロイロ考えてしまいました。そしてエポの死を引きずるように魂が抜けちゃってるような砦でのマリウスの様子は、いつもの観劇では感じないようなマリウスの苦悩まで想像してしまいました。マリウスって純粋で単純なシングルタスクだけじゃなく、苦悩の人だったんだ・・・!(笑)、いや、結局悩みすぎてグルグル脆くなっちゃう純粋な人というのが私の考えた今日のマリウスだ、あれ?結局シングルタスク?(笑)。

遼生くんが伝えようとしたマリウス像とは違うものを勝手に受信してフルフル感動してしまったみたいなので(爆)、我ながらそれってどうよ(大汗)、と思っていたのですが、“私の考えるレミゼが、私のレミゼだから”。どう解釈したってそれは間違いではない、のよね?(笑)。この日に私が考えたマリウスは、こういうマリウスだったんですよ、遼生くん(ってこの日記で話しかけても・笑)。私にとっての新しいマリウスを思い描くきっかけになった東京千秋楽の小西マリウスに感謝したいです。ほんと小西楽ではうれしい誤算がいっぱい(誤算じゃない!計算に違いない!!・笑)。楽しかったです。ありがとうでした小西マリウス!


熱い思いのままいっぱい書いたけど、なんか怖くて読み返せない(爆)。まあ、日記ってそうゆうもんか?ということで(笑)。ここまで読んで下さった方、いらっしゃいましたら本当にありがとうございまいした。
イロイロと生意気言ってスミマセンでした。
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この記事へのコメント

どういたしまして

いや、最後まで読んでみたから、そのお礼に対する返事ね。
しかし、欲目ってすごいねー。全てが良い方良い方に転がって見えるんだわ。私はひとつも観てないからなんとも言えないけど、そんな感じがひしひしと伝わってくる日記でした(笑)やはり一度は観ておくべきだったね。

ようらん | URL | 2007/08/31/Fri 16:50 [編集]

だから行こうって言ったのに

本当に短期間で恐るべし進化を遂げたんだよ!見るべきだったわよー。惜しいことしたわねホント、博多に行かなきゃもう見られないわよ小西マリウス・・・・・・ちがう!それは違う!二年後にまた帝劇で見れるから!!(希望願望)

のりのり | URL | 2007/09/01/Sat 00:52 [編集]

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