少年アリスの時間割感想。 |
2009/05/02 カテゴリー/舞台
一昨日見た芝居です。
ちょっとストレス発散のためにも日記を書いてみました。
こんな残念無念な感想を書くのは初めてです(言っちゃった!・笑)。
言いたいことはいっぱいありますが、
でもまあ、とりあえず平たく言うと、
(暴言なので反転)→時間返せって感じ?(言っちゃった!・笑)。
あらすじと感想。全編ネタばれ。注意。
えーと二時間強の演目で、
物語の全容が見えるのが最後の20分くらい。
それまでの一時間半はひたすら幻想世界の物語です。
キャストのファンの方ならその時間も楽しく見れると思います。
キャストファンではない方は・・・
私の前の席で観劇してたおねーさんが開演後20分で舟を漕いで熟睡したとか、
私の隣の席で観劇してたおねーさんが開演後30分で心地よい寝息を立て始めたとか、
とにかく、舞台も客もみんな自由だ!(おい!)
最後の20分で明らかになる物語のあらすじ。↓。
アリスという名前の男の子。
生まれつき心臓が弱く病弱。
アリスが中学に上がる頃、アリスのママが脳死状態になり、
アリスはママから心臓移植を受けて、アリスは健康に。
しかし、アリスは自分が母親に嫌われたと思い込み(※)、現実逃避。
そして兄との擦れ違う思いも重なり、眠りの青の森へ。
※アリス幼少時代、ママは病弱なアリスに無理をさせないために
「アナタは女の子、大人しく暮らしましょう」といい含め、
アリスに女装をさせ静かな女の子として育てていたが、
思春期に入り兄の影響もあり、アリスが男の子としての自我が目覚め、
女の子の格好なんてもう嫌だ!とママに反抗。
その後、ママはアリスの前に現れなくなったので、
アリスはママに嫌われたと思っている
実際のところ、ママは脳死→アリス心臓移植。なので、ママはもうアリスに会いに来ない。
兄は、自分の大切な母の心臓がアリスに獲られてしまったという思いと、
アリスは大切で愛しい自分の弟という思いの狭間で、悩み苦しむ。
自分の不注意(故意?)で起きたプール事故により、アリスが昏睡状態(眠りの青の森)に。
その後、6年間目覚めないのを自分の責任だと自己を責める。
青の森というのは、アリスママ(大元はアリスのおばーちゃん)が作った
「リトルアリス」という童話の世界。
無意識の下の下の下の下くらいにある夢の世界(だっけ?)。
青の森にいる間は、現実では寝ている状態。
人は、現実で寝ているときに夢の世界(青の森)にきて、
青の森から帰ると、現実世界では起床すると言う関係。
なので、青の森で死ぬ・又は消滅するというのは、
現実世界に戻れない→脳死を意味する。
六年間目覚めずに、青の森に引きこもりのアリス、
目覚めないアリスを親身に看病する兄、
アリスの入院している病棟で出会った不治の病の少年、
夢の世界の鍵を握るマッドなんとか(アリスママ崇拝者)、
この辺が色々葛藤しあって、
最後はアリスが目覚めて、前向きに生きてゆくという感じの話。
・・・・なんだと思う・・・・・・・けど違うかもしんない。←超不安(おい!)。
いやー、最初の一時間半強のファンタジーが長すぎて、
話が全然見えなくなるっちゅう、不思議な体験をしましたよ!
こうやって書き出すと、ものすごい暗くてどろどろな話に感じますが、
基本ファンタジーのコメディで
最後のちょっとうるっとっていう作りになってるんだと思います。
なんで「思います」なのかと言うと、
笑えないし悩めないしウルッと来なかったから!(じゃあダメじゃん!)。
なんだろう、何が一番言いたかったのかよくわかんない。
私はどろどろしてぐるぐる悩むのが好きだから、
兄のどろどろ心情とかをもっと展開して欲しかったし、
兄弟間のぐるぐる対決ももっとやってほしかった。
でも、物語的にはアリスの気持ちの成長物語を追っているので、
ファンタジー世界でアリスが一つずつ自分の足場を確かめてくのを追うのです。
多分それが見せ場でもあるんだと思う。
が。
うーん。
ごめんなさい。反転一行↓。
歌も芝居もできない子が主演を張っても見ててツライです(言っちゃった!)。
彼は「風が強く~」で一生懸命芝居をしてた姿にとても好感を持ったので
今回も期待していったんだけど、ちょっと、なんだろう、稽古が足りなかったの?
千秋楽あたりを見に行ったら、もっと違う感じに仕上がっているのかな。
ちょっと消化不良です。
あと、彼だけではなく、全体に歌がモニョモニョ。
ダンスも振り付けの枠を出ず、殺陣も振り付けの枠を出ず。
劇団の役者さんはさすが!安心して楽しませてくれます!が、
全体的に、芝居も歌も狙いも中途半端な感じ。
もっと面白くなる脚本だと思うんだけどなあ、このお芝居。
そうそう、鈴木拡樹くんは好みの役者さんでした。うん。彼はHITだった。
クセもなくアクもなく素直でまっすぐな感じの芝居で好印象ですv。
ここかな、今回の私の良かった探し。←おい
でもね、劇場は綺麗だし、ほど良く狭いし、
特定の役者さん目当てで観に行くのであれば
うっとりウルウル感激ものだと思います!
舞台は近いし、何名かのキャストは客席通路も通るし、
アフタートークではウダウダのグダグダで役者の素の部分が見えまくるし(おい)。
なので、ファンの方は是非ご観賞をvvv!!!(←何を今更)。
ちょっとストレス発散のためにも日記を書いてみました。
こんな残念無念な感想を書くのは初めてです(言っちゃった!・笑)。
言いたいことはいっぱいありますが、
でもまあ、とりあえず平たく言うと、
(暴言なので反転)→時間返せって感じ?(言っちゃった!・笑)。
あらすじと感想。全編ネタばれ。注意。
えーと二時間強の演目で、
物語の全容が見えるのが最後の20分くらい。
それまでの一時間半はひたすら幻想世界の物語です。
キャストのファンの方ならその時間も楽しく見れると思います。
キャストファンではない方は・・・
私の前の席で観劇してたおねーさんが開演後20分で舟を漕いで熟睡したとか、
私の隣の席で観劇してたおねーさんが開演後30分で心地よい寝息を立て始めたとか、
とにかく、舞台も客もみんな自由だ!(おい!)
最後の20分で明らかになる物語のあらすじ。↓。
アリスという名前の男の子。
生まれつき心臓が弱く病弱。
アリスが中学に上がる頃、アリスのママが脳死状態になり、
アリスはママから心臓移植を受けて、アリスは健康に。
しかし、アリスは自分が母親に嫌われたと思い込み(※)、現実逃避。
そして兄との擦れ違う思いも重なり、眠りの青の森へ。
※アリス幼少時代、ママは病弱なアリスに無理をさせないために
「アナタは女の子、大人しく暮らしましょう」といい含め、
アリスに女装をさせ静かな女の子として育てていたが、
思春期に入り兄の影響もあり、アリスが男の子としての自我が目覚め、
女の子の格好なんてもう嫌だ!とママに反抗。
その後、ママはアリスの前に現れなくなったので、
アリスはママに嫌われたと思っている
実際のところ、ママは脳死→アリス心臓移植。なので、ママはもうアリスに会いに来ない。
兄は、自分の大切な母の心臓がアリスに獲られてしまったという思いと、
アリスは大切で愛しい自分の弟という思いの狭間で、悩み苦しむ。
自分の不注意(故意?)で起きたプール事故により、アリスが昏睡状態(眠りの青の森)に。
その後、6年間目覚めないのを自分の責任だと自己を責める。
青の森というのは、アリスママ(大元はアリスのおばーちゃん)が作った
「リトルアリス」という童話の世界。
無意識の下の下の下の下くらいにある夢の世界(だっけ?)。
青の森にいる間は、現実では寝ている状態。
人は、現実で寝ているときに夢の世界(青の森)にきて、
青の森から帰ると、現実世界では起床すると言う関係。
なので、青の森で死ぬ・又は消滅するというのは、
現実世界に戻れない→脳死を意味する。
六年間目覚めずに、青の森に引きこもりのアリス、
目覚めないアリスを親身に看病する兄、
アリスの入院している病棟で出会った不治の病の少年、
夢の世界の鍵を握るマッドなんとか(アリスママ崇拝者)、
この辺が色々葛藤しあって、
最後はアリスが目覚めて、前向きに生きてゆくという感じの話。
・・・・なんだと思う・・・・・・・けど違うかもしんない。←超不安(おい!)。
いやー、最初の一時間半強のファンタジーが長すぎて、
話が全然見えなくなるっちゅう、不思議な体験をしましたよ!
こうやって書き出すと、ものすごい暗くてどろどろな話に感じますが、
基本ファンタジーのコメディで
最後のちょっとうるっとっていう作りになってるんだと思います。
なんで「思います」なのかと言うと、
笑えないし悩めないしウルッと来なかったから!(じゃあダメじゃん!)。
なんだろう、何が一番言いたかったのかよくわかんない。
私はどろどろしてぐるぐる悩むのが好きだから、
兄のどろどろ心情とかをもっと展開して欲しかったし、
兄弟間のぐるぐる対決ももっとやってほしかった。
でも、物語的にはアリスの気持ちの成長物語を追っているので、
ファンタジー世界でアリスが一つずつ自分の足場を確かめてくのを追うのです。
多分それが見せ場でもあるんだと思う。
が。
うーん。
ごめんなさい。反転一行↓。
歌も芝居もできない子が主演を張っても見ててツライです(言っちゃった!)。
彼は「風が強く~」で一生懸命芝居をしてた姿にとても好感を持ったので
今回も期待していったんだけど、ちょっと、なんだろう、稽古が足りなかったの?
千秋楽あたりを見に行ったら、もっと違う感じに仕上がっているのかな。
ちょっと消化不良です。
あと、彼だけではなく、全体に歌がモニョモニョ。
ダンスも振り付けの枠を出ず、殺陣も振り付けの枠を出ず。
劇団の役者さんはさすが!安心して楽しませてくれます!が、
全体的に、芝居も歌も狙いも中途半端な感じ。
もっと面白くなる脚本だと思うんだけどなあ、このお芝居。
そうそう、鈴木拡樹くんは好みの役者さんでした。うん。彼はHITだった。
クセもなくアクもなく素直でまっすぐな感じの芝居で好印象ですv。
ここかな、今回の私の良かった探し。←おい
でもね、劇場は綺麗だし、ほど良く狭いし、
特定の役者さん目当てで観に行くのであれば
うっとりウルウル感激ものだと思います!
舞台は近いし、何名かのキャストは客席通路も通るし、
アフタートークではウダウダのグダグダで役者の素の部分が見えまくるし(おい)。
なので、ファンの方は是非ご観賞をvvv!!!(←何を今更)。
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