昨日買った本の感想。 |
2007/05/20 カテゴリー/本
最近は朝4時で空はうっすらぼんやり白んでいるのですね。
朝の5時にはすっかり明るい感じですね。
夜明けの空はうすいミント色と言うか、いや、コレがミルク色の夜明けと言うものなのか。
こんばんは、ウッカリ読書をしてたら夜が明けてしまったうっかり八兵衛のりのりです。
そんなウッカリ夜明けを見てしまった原因は
・百鬼夜行抄(文庫版1~8)/今市子さん(←友達から借りた)
・いつか青空の下で/月村奎さん(←昨日買った本)
ああ、うっかり読破。
百鬼夜行抄。私オカルトとかファンタジーとかミステリとかのジャンルはあまり読まないのですが、これ面白いです。ジャンルでの読まず嫌いはやめたほうがいいと心底思いました。
いつか青空の下で。そして恋がはじまる2ですが、そして恋がはじまるよりも好きでした。3年前の作品なので既読の方が沢山いらっしゃると思いますが、独り言感想です。(以下、あらすじのような感想です。)
『いつか青空の下で』
BLなのにBLらしくないです。普通の恋愛小説みたいに終始甘酸っぱい気持ちでキュンと読みました。
特に2人の仲が親にばれて、浅海さんが未樹の家にご挨拶に来る件なんかは、かなりドキドキビクビク読みました。同性だからどうこうという問題あるけどそれ以前に児童福祉法とか淫行条例に引っかかってしまうだろう、と前作から心配していたので(そんな心配をしながらBLを読む私・笑)それも含めて浅海さんはどう決着をつけていくのかなーと興味津々、ワクワクビクビク読みました。
いや、実に真摯な紳士で、こういう人が挨拶にきたら親はどうしたらいいんでしょう。「同性同士という事も年齢差があるという事も未成年者の親として頭を抱えてしまう事実、胸を痛めてしまう気持ち」がとても伝わってきます。だけど「相手に引きずられたのではなく自分の意思でこうなったんだ。相手の人に対して怒らないで・責めないで」という、子供カプ(…と書くと何か違うな。未樹と浅海さん)の気持ちも良く分かる。でも、自分が全部悪くって相手は全然悪くない、と相手をかばう態度。これまた親には素直に受け入れられずにカチンとモヤモヤくるに違いない(笑)。
もう、とにかく親子双方の感情の波が丁寧に分かりやすく表現してあり、どちらの気持ちも理解できるんです。ホントどきどきです。
カミングアウトして、養父母との間や実母との間で波風立ちながらも、どうにか丸く収まり(いや、全然収まってないか・笑)、これからの未来には必ずやイロイロな障害が待っているけれども、小さくも深い幸いをを大切に持ち育んで生きましょう、と。優しくて切ない気持ちが残りました。
また「全てにおいていかなる愛もそれは真実」というコトが強く感じられます。
親子愛・恋愛などなど、全ての「愛」と言うものはその人にとって真実であり、
愛の方向性・価値観についての差はどれが正しくどれが間違っているというものは無い。
それを認め、受け入れることによって、自らの心に平安を呼ぶことが出来るし、人を赦すことも出来る。
幸せの基準は自分の信じるところにある。自分を、人を、全てを愛しましょう。
というような、なんだか壮大なテーマだった気がするのですよ。
BLなのに。年の差モノなのに。眼鏡攻めなのに(←コレは関係ない)。
BLジャンルでは、家族や周囲の理解を簡単に得られる、もしくは既にそれが当り前と受け入れられているものが多いので(最たる例が最愛のタ○ミくんシリーズ・笑。祠○学院内でも外でも面白いほどゲイばかり・笑)、今回の読書はとっても新鮮で興味深かったです。コレだからウッカリ夜明け読書はやめられない・笑。
あ、Hシーンは極少です。念のため(笑)。
朝の5時にはすっかり明るい感じですね。
夜明けの空はうすいミント色と言うか、いや、コレがミルク色の夜明けと言うものなのか。
こんばんは、ウッカリ読書をしてたら夜が明けてしまったうっかり八兵衛のりのりです。
そんなウッカリ夜明けを見てしまった原因は
・百鬼夜行抄(文庫版1~8)/今市子さん(←友達から借りた)
・いつか青空の下で/月村奎さん(←昨日買った本)
ああ、うっかり読破。
百鬼夜行抄。私オカルトとかファンタジーとかミステリとかのジャンルはあまり読まないのですが、これ面白いです。ジャンルでの読まず嫌いはやめたほうがいいと心底思いました。
いつか青空の下で。そして恋がはじまる2ですが、そして恋がはじまるよりも好きでした。3年前の作品なので既読の方が沢山いらっしゃると思いますが、独り言感想です。(以下、あらすじのような感想です。)
『いつか青空の下で』
BLなのにBLらしくないです。普通の恋愛小説みたいに終始甘酸っぱい気持ちでキュンと読みました。
特に2人の仲が親にばれて、浅海さんが未樹の家にご挨拶に来る件なんかは、かなりドキドキビクビク読みました。同性だからどうこうという問題あるけどそれ以前に児童福祉法とか淫行条例に引っかかってしまうだろう、と前作から心配していたので(そんな心配をしながらBLを読む私・笑)それも含めて浅海さんはどう決着をつけていくのかなーと興味津々、ワクワクビクビク読みました。
いや、実に真摯な紳士で、こういう人が挨拶にきたら親はどうしたらいいんでしょう。「同性同士という事も年齢差があるという事も未成年者の親として頭を抱えてしまう事実、胸を痛めてしまう気持ち」がとても伝わってきます。だけど「相手に引きずられたのではなく自分の意思でこうなったんだ。相手の人に対して怒らないで・責めないで」という、子供カプ(…と書くと何か違うな。未樹と浅海さん)の気持ちも良く分かる。でも、自分が全部悪くって相手は全然悪くない、と相手をかばう態度。これまた親には素直に受け入れられずにカチンとモヤモヤくるに違いない(笑)。
もう、とにかく親子双方の感情の波が丁寧に分かりやすく表現してあり、どちらの気持ちも理解できるんです。ホントどきどきです。
カミングアウトして、養父母との間や実母との間で波風立ちながらも、どうにか丸く収まり(いや、全然収まってないか・笑)、これからの未来には必ずやイロイロな障害が待っているけれども、小さくも深い幸いをを大切に持ち育んで生きましょう、と。優しくて切ない気持ちが残りました。
また「全てにおいていかなる愛もそれは真実」というコトが強く感じられます。
親子愛・恋愛などなど、全ての「愛」と言うものはその人にとって真実であり、
愛の方向性・価値観についての差はどれが正しくどれが間違っているというものは無い。
それを認め、受け入れることによって、自らの心に平安を呼ぶことが出来るし、人を赦すことも出来る。
幸せの基準は自分の信じるところにある。自分を、人を、全てを愛しましょう。
というような、なんだか壮大なテーマだった気がするのですよ。
BLなのに。年の差モノなのに。眼鏡攻めなのに(←コレは関係ない)。
BLジャンルでは、家族や周囲の理解を簡単に得られる、もしくは既にそれが当り前と受け入れられているものが多いので(最たる例が最愛のタ○ミくんシリーズ・笑。祠○学院内でも外でも面白いほどゲイばかり・笑)、今回の読書はとっても新鮮で興味深かったです。コレだからウッカリ夜明け読書はやめられない・笑。
あ、Hシーンは極少です。念のため(笑)。
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昨日買った本の感想。
やっと読んで、ここも読めたよ(笑)自分のトコにもアップしてきたんだけど、長くなっちゃったなあと思ってたのに、もうちょっと書いても良かった?(笑)
なんだか大それたテーマを読み取っちゃったんだねえ。そうかも知れないよ?すべて愛なのかも知れない。自分とは違う愛の形を受け入れるのは、難しいかもしれないけれど、大切なことなのだね。
って、何をここで語っているんだか(笑)
ようらん | URL | 2007/05/28/Mon 22:03 [編集]
あ~い♪ソレは~♪
宝塚チックに歌っている場合ではなく。だってさ、未樹ちゃんと浅海さんの間に在るものも愛だし、
お父さんとお母さんが浅海さんを憎むのも未樹ちゃんへの愛だし、
おかーさんがカウンセリング行けって言っちゃうのも未樹ちゃんへの愛だし、
まなかちゃんが私に言って欲しかったってすねるのも愛だし、
近所の人に会食見つかって、誰も訂正しないのも、愛、だと思うのだよね。(←最後のは、体面のためだけだとは考えたくない)
どれも間違ってないけど、ドレも正しくないような。だいいち、正しい愛って何なの?愛は愛、ただそれだけ。
って何をここで語っているんだか(笑)
のりのり | URL | 2007/05/28/Mon 22:50 [編集]
トラクバック
できた?できたんじゃない?私って天才?(←十分馬鹿である)
ようらん | URL | 2007/05/29/Tue 01:11 [編集]
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